忍者ブログ
チェロとオペラとオーケストラ
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
(05/26)
(05/16)
(05/13)
(02/15)
(11/10)
ブログ内検索
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本番指揮者の棒でアンコールのサン=サーンス「死の舞踏」初練習。
簡単ではないけど、どうって事のない曲。
そのあとはショーソン。
どうした事だろう、本番まで一月を残して音楽的にはもう出来上がってしまった…。

このモチベーションをどう保てばいいんだろう。

PR
この間はチェロアンサンブルグループの練習に初参加。
みんなが1カ月以上前から練習を重ねていたところに加わるわけだからかなり気合を入れて臨んだけど、やっぱり水準が違うね。
譜面の上っ面をさらったのと、音楽として流れるのとの違い。
微妙なテンポ感や音色の違いを指摘されて、入念に練習したはずの変拍子でも合奏になると乗れない。
浅はかな自己満足などいとも簡単に吹っ飛んでしまう。
次は合宿。
今度こそ足を引っ張らないようにしないと…。
この譜読み攻勢の時期にドッツァウアーの見開きものをさらうのは結構しんどいね。
今回は28番。音を取るのも難しいけど、やっぱり右手のコントロールができていない現実を直視させられるのが厳しい曲。
案の定右手、特に人差し指、中指の位置について初歩的な指摘に始まり、そして、あれ?
おやおや28番は終了してしまいました。
がーん、終了って事はまた1週間で次の曲をさらわないといけないって事ですかー?

バッハはフーガ主題の弾き方がおかしいみたいで、覚悟の差し戻し。
先の週末は二日続けてオーケストラの練習。

土曜日がトレーナーによる弦セクション。日曜日が若手指揮者によるtutti。
弦セクションではトレーナーのタクトに着いていこうとするメンバーの集中力がすごい。トップの席で弾いていたんだけど、後ろから伝わってくる気迫に圧倒されっぱなし。それでも完全には着いていけなくて先生には叱られたり呆れられたりするんだけどね。
一方日曜日にはメンバーからはその集中力が消えうせる。
管楽器は棒を見る気、一切なし。なかよしグループの馴れ合いなんちゃって合奏練習。こんな緊張感のない練習がみんなは心地いいのかなあ。
しかし定期演奏会の前にもっとシビアなイベントがあって。
チェロアンサンブルグループの演奏会。

これが仕事の都合で今まで全く練習に参加できていなくて、でも今回の新曲は超・難しいらしくて。
とりあえず譜面をもらって、練習録音をもらって、個人練習中。
もうト音記号では驚かなくなったけど、今回はついにト音記号から飛び出したCが登場。

みんなの足を引っぱりませんように…。
そうそう、その日は朝にパート練習があったんだった。
持ち分の前プロで前半1時間。
ラヴェルをさっと通して終わるつもりだったのに全然前に進まない。
みんなあんまり練習してないんだね。
メロディーが全然血や肉になっていないのが痛いほど分かる。
本番までまだ1ヶ月以上…まだこんなものか~?
そのあとは「STAR WARS」演奏のために特別に編成されたオーケストラの初練習。

すごいぞ、みんな初見なのにごりごり弾いてくる。
それにしてもジョン・ウィリアムスのオーケストレーションってすごいね。
エンディングロールのクレジットによると分業制でオーケストレーションしているみたいだけど、かなーり濃厚。
かなーりの難易度。かなーりの面白さ。
この人はきっと戦後クラシック界を代表する作曲家として位置づけられるんだろうね。
で、翌日は本番指揮者でショーソン。
この日はトップサイド。
トップの勢いに煽られて能力以上に弾かされるから疲れること、疲れること。

それにしても2楽章のソロはすごいね。
トップのお方はこれをいつもさらりと完璧に弾くから、他のパートのメンバーはこれが激ムズって事をきっと知らないと思う。
もっと難しそうに弾いたらいいのに、なんて余計なお世話でした。
今回定期の練習で初めて本番指揮者が登場。
まずはラヴェルと芥川。
どちらも想定テンポより遅め。
これならラヴェルの速いパッセージも弾けるかも?

それにしてもオケは指揮者の細かなニュアンスをやっぱり無視。
この一線がプロとアマの絶対的な違いなんだろうな。
バッハの5番プレリュードとドッツァウアー27番を1週間でさらうなんて無理だよなあと思いながら、弾いてみると27番にもちょっと愛着を感じたりして。
移弦の下手さはテンポアップでごまかして…、とかさ。
と思ったら何と27番は合格だって、うそー。
バッハは自分でもどこを彷徨っているか分からない感じで当然の差し戻し。
ドッツァウアーの26番が「アルペジオがたがただけど」、お情けで終了。
バッハ4番のジーグも「メリハリないけど」、義理で終了。

来週からはいよいよ5番のプレリュードです。
「グラン・タンゴ」2回目のピアノ合わせ。

今回はチェロの希望のテンポにかなり合わせてもらう。ある程度自分の音楽になってきたかな、って思って録音を聴く。
やはり音程はひどい。けど、少しずつはまとまってきたような感じ。

と思って前回の録音を聴き直してみてびっくり。
音楽の流れは前回の方が全然素敵なんだ。ピアニストはプロ演奏のCDで予習して、そのテンポで弾いていた。こちらがそれに合わせていたんだけど、この自然な流れ、全体の構築感、そういうところでもプロはすごかったというわけ。当り前の事だけど、プロは技術もすごい、全体の流れもすごい。下手なアマチュアはどうしたらいいの?って意気消沈。
何とブーレーが終了。
全然弾けてないのに…、っていうのはどの曲についても同じか。
ジーグは弾きたいテンポでは全然弾けないので、その半分くらいで。
するとのっぺらぼうで全然退屈と言われてしまう。
「いや、これを倍のスピードで弾けば退屈じゃないはず」と反論しかけたけど、よく考えれば先生の言う通り。
退屈な弾き方でテンポだけ上げても面白くなるわけないよね。
まずはこのテンポでメリハリをつけます。
この間はファミリーコンサート。
ポピュラーコンサートを中心としたプログラムで、実はかなり侮ってたんだけど譜面を見るとそのボリュームにびっくり。どの曲も結構難しいしね。
で、必死でさらって。

「美しく青きドナウ」のソロがどうだったかは置いておいて、びっくりしたのは素人指揮者体験コーナーでのオケの集中ぶり。
この集中力を普段の練習でも生かせればいいのに…。

ピアソラの「グラン・タンゴ」の初ピアノ合わせ。

弾き始めた瞬間から音量不足という大問題に突き当たる。全てを無理して弾こうとするから音程は定まらず音も割れて音楽にならない。
しかも人に合わせる事には自信があったのに、ピアノのアゴーギグについていけない。
がっくり。
2時間ほど部分ごとに練習して、意気消沈のままとりあえず通しで録音して終了。

録音を聴いてみると…、

意外とチェロの音は届いている。
全然弾けていないと思った速いパッセージよりもゆっくり歌う部分の方に難多し。
それにしてもチェロは音程に始まり音程に終わる、という至極当たり前の結果。

≪ Back   Next ≫

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]

Copyright c 音楽之迷宮~Labyrinth of Music。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]